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先端技術で蘇るのか?

カヴァー曲から原曲を探してみるの続きです。



前話のカヴァー曲から原曲を探してみるでは、ダンスフロア向けチューンを念頭に綴ってみました。

音楽チャートや売り上げのランキングは「オトナの事情」にも左右されます。ゆえに、実際に良い作品が評価されていないかもしれません。今回も、あくまで個人的な観点、体感で良いと思った作品を取り上げます。

アナログ・レコードが廃れて CD で音楽を楽しむようになると、昔のヒット曲をそのまま収録した CD も数多くリリースされました。収録した時点で最高水準の技術が用いられていたハズですが、復刻された時点で聴くと雑音などが気になるものです。

そこで思い浮かぶのは・・・
ひとつは、作り直すこと。
もうひとつは綺麗にする、つまり修復作業です

まずは、作り直すことについて見てゆきます。今回は、邦楽からいきましょう。

ある世代にはお馴染みの PINK LADY ( ピンク・レディー )。
楽曲が流れてくると、カラダが自然に踊りだすというヒトもいるのでは?



あなたはミーちゃん派 ? それともケイちゃん派 ?

PINK LADY の全盛期は 1976年から1979年前半。
このアルバム は 1990年12月ごろに発売されたもの。
PINK LADY の オリジナルのヴォーカルをもとに1990年当時の新進気鋭のエンジニアやミキサーにより再構成された楽曲が収録されています。

1990年頃のダンスフロアといえばハウスミュージックが流行していました。
モンチ田中氏で率いる リミックスティーム WORLD BEATS COMPANY により、PINK LADY のヒット曲がダンスフロア向けとして蘇りました。
※ モンチ田中氏 は JUPITER PROJECT としても有名。

「1970年代後半の音源をもとに1990年風に作りなおした」
と言ったほうがわかり易いでしょうか・・・



ロック調 の Southpaw( サウスポー ) や 渚のシンドバッド、全米デビュー曲となった Kiss in the dark が追加されているほか、有名 D.J. ( コンポーザー ) によるピンクレディ・メドレーも収録されています。

かつてのヒット曲のオリジナル音源を用いたリメイクが名作となるかは疑問です。

数々のヒット曲を持つ山本リンダさん。今でもスポーツ観戦の場などで応援ソングとして使われています。



かつてのヒット曲を時代に合わせてリメイクすればヒットするという考えは甘いようで、



こちらのアルバムは残念な感じでした。
この頃、ダンスフロアで話題になり、楽曲がブームになることが多くありました。
鑑賞するには良い作品ですが、
「この曲がダンスフロアで流れるとカラダが動くか?」という視点に欠けていたようです。



一方、こちらはダンスフロアで流れていました。先に述べた PINK LADY の REMIX アルバムの半年後くらいでしょうか。
新進気鋭の技術陣が手がけたことに加え、ダンスフロア向けにアシッド・ハウス風にアレンジされていたことが成功へのカギと言えましょう。

さらに、ひとつ大きな違いがあります。先に述べたふたつのアルバムは過去に歌った作品の音源から作り直したモノ。
HOUSE LINDA は本人がレコーディングスタジオに入り、ヴォーカルを録り直したこと。



どうにもとまらない」「狙いうち」は今でもスポーツの応援で使われています。原曲が 1972年 から 1973年 にリリースされ、1990年の段階まで歌唱力を維持するのは並み大抵のことではなかったことでしょう。

そのような感じで1980年代後半から1990年代前半、ハウス調の打ち込み音楽による名作のリメイクが流行しました。



有名なものでは、3 to the power ( F.A.B. ) の手がけた Thunderbirds are go



セサミストリートをモチーフにしたサウンドが流れていました・・・

さてさて、ここまではありふれたお話・・・

最近は、HD リマスターなど昔の音源を最先端の技術で蘇生する・綺麗にすることも盛んになってきました。



これは数年前、Madonna の来日公演前に買った 音楽 CD。1984年頃発売されたアルバムをリマスタリング ( 音を綺麗に) してリリースされた作品。
発売の情報を確認し、早い段階で購入しました。( 衝動買い )



中でも聴きたかったのはLike a virginの12inch バージョン。( ロングバージョン )



短いバージョンの収録されている CD は普通に流通していました。



ロングバージョン の Like a virgin は CD に収録されることが珍しかったのです。

すぐに開封して違和感あり。低音がボコボコと・・・
Like a virgin だけでなく 収録されている楽曲が全て低音域がおかしい。

大好きな楽曲を低音がボコボコするような状態で聴き続けているとヘッドフォン難聴になるかも~。
ヘッドフォンで聴かないとすれば、スピーカが劣化するのも確実。

そこで、
CD-DA 部分 ( 音のデータ ) を調べてみたのだ~。

※ 2012年秋に法律が改正されました。今日時点で音楽 CD のデータを吸出す行為は犯罪に問われるおそれがあります。
※ 音声解析に使ったアプリは市販や配布されていません。自分で組んだモノです。


細かいことを綴りだすと長くなるので、簡略的に書きます。
音楽 CD にデータを格納する際、目安があって、ここからこの辺までという範囲があります。

PC で扱うことに対して書きますと、波の高低を 16ビットで現すことになっています。
16ビットということで65536段階まで測定可能です。実際には、プラスマイナスも含め -32768 から 32767 までのデータで収録されています。この範囲に収まらずはみ出しているのです。

俗にいう「クリッピング」という状態になっている可能性があります。
自動車でいう速度オーバーみたいなものです。

どれだけクリッピングしているのか診てみました。



IMMACULATE の4番目に収録されている Like a virgin のショートバージョンと、音割れしているアルバムの同曲を比べてみます。



それぞれ冒頭の無音部分の長さが違うため観測位置が異なります。



まず、IMMACULATE に収録されている音はこんな感じ。
緑色の波が、黒い枠に収まっていることがわかります。



これが音割れ( クリッピング )している方の同曲。
緑色の波が、黒い枠をはみ出てしまっています。
つまり、許容範囲を超えています。

わかり辛いかもしれません。別の方法で見てみましょう。



通常の ( クリッピングしていない ) 音データは緑の領域に収まるのです。
しかし、見てお分かりの通り、赤線のようにはみ出しがたくさん。
通常は1・2箇所あるだけでも欠陥扱いです・・・



緑が現状のデータ、赤が修正を加えた後のデータとしましょう。
まず、無加工の状態ではクリッピングした部分が赤く飛び出しています。

イコライザーなどの効果で加工すると音の質が変わってしまいます。
単純に全体の圧力を下げて見ます。



7 ~ 8 デシベル下げると赤い線が目立たなく、つまり、クリッピングが解消されそうです。
あとは、法律の範囲でこれを楽しむ。

でもね、普通はこんなことしない・・・

まず、疑うべきは「私が買った CD が不良品かもしれない !?」ということ。
ディスクが割れているなど、単純な不良品は購入店へ持ち込んで交換します。
でも、これはレジ担当の方に話しても困惑するだけだろう・・・

ということで、日本での配給もとのお客様相談室に相談。
一度目は、送ったものがそのまま返却されてきました。



再度、上記の測定結果も添えてお客様相談室に送りました。
機械を買ってきた場合、発売直後の製品は初期不良ということがある。もしかしたら、私の買った版もそれなのかもしれない。だとすれば、きちんとした物と交換していただきたいものだ・・・



結局、帰ってきた返答は
・私の送付したリポートが問題となり、マスタリング担当者と協議したこと
・私の指摘したクリッピング問題は正しかったこと
アメリカで収録されていた段階でクリッピングが生じていたこと。
日本で出荷された全てのアルバムが音の欠損状態であること
などが書かれて、同アルバムの未開封新品が届きました。
おそらく、日本公演の準備で忙しくて、お客様対応どころではなかったのでしょう・・・

戻ってくるまで少々長めの時間がかかりました。Like a virgin ( の ロングバージョン ) の デジタル音源のことは忘れ、日本公演で盛り上がったいたのでした。忘れたころに上記のお返事が届きました・・・

ここ数年、懐かしの名作が続々とリマスタリングされてリリースされています。
ついつい触手が伸びてしまいそうです。先端技術イコール万能とは限りません。
評判を確かめてから購入するようにしたいものです・・・

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