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[検索語彙への応答] USB接続のマウスが動かない - (1)

検索サイトからお越しいただいている方々への応答として、USB接続のマウスに関する話題です。


※ これは2012年11月27日に掲載した記事の画像です

2012年11月27日に掲載した記事にて、USB接続のマウスが認識されないことがある件に関して記しました。


※ これは2012年11月27日に掲載した記事の画像です

該当記事においては、USB 延長ケーブルを用いて抜き差しするのが単純明快な方法であるとの旨、扱いました。

Windows にかぎっていえば、アプリ (ソフトウェア) で何とかする方法もあります。
ただし、不完全な面があり、載せるべきか否か迷った結果、却下となった話題です・・・


お知らせ
活動休止にともない、この記事を事前に予約投稿してあります。
トップ記事の固定を目的としています

この問題の答えとしては、USB装置を再認識させることです。
利用中のOSが32ビット版なのか64ビット版なのかによって、若干異なります。
今回は32ビット版のOSを前提として話を進めます。
※ Windows 7 / Vista や64ビット版のOSへの対処は次回を予定しています。

32ビット版のOSということで、今回はWindows XPを主体とします。
おそらく、Windows 2000やWindows Server 2003においても同様の手法が通用すると思います。

余談ですが、Windows XPについては2014年春、Windows Server 2003に関しては、その1年後にサポート終了と告げられています。
筆者の推測を述べます。かつて、Windows 2000のサポート期間が終了する際、法人向けを前提に有償サポートが案内されていました。Windows XPサポート終了に関しても、法人向けに有償サポートが実施されるのではないでしょうか・・・

話を戻し、
「マウスが認識されない場合どうすれば良いか?」
を考えてみます。

デバイスマネージャで、USBポートに接続されているマウスを一旦無効にして、その後、再度デバイスマネージャでマウスを有効にする。筆者が試したかぎりでは、この方法で解消されます。

仮に、マウスが正常に動いている状態であれば、



「マイコンピュータ」のアイコンを右クリックして、



「デバイスマネージャ」をクリック。



ウィンドウの右ペインにある「HID 準拠マウス」を右クリックして・・・
となりますが、直面しているであろう状況は「マウスが効かない」・・・
おそらく、キーボードに頼って、この操作を行うことになるでしょう。キーボードの [Alt] ボタンや[Ctrl]ボタン、[Tab]ボタン等、アレコレ押すことになります。
順調に進んで数十秒、さらに、頻繁に発生する (この操作が必要になる) とすれば面倒に感じるかも。

ということで、
・デバイスの無効 / 有効をコマンドで切り替える
・上記を自動化するバッチファイルを用意する
・上記バッチファイルを簡単に呼び出せるようにする

の3点を目標に話を進めます。

※ マウスが効かない状態ですと、この後に述べる内容が難しくなると思われます。この後の内容を試みる場合は、面倒でも、一度抜き差しする等、確実にマウスが利用できる状態でお進みください。

まず、1点目の「デバイスの無効 / 有効を切り替える」ためには
Microsoft 勤製の「DevCon コマンド ライン ユーティリティ」を用います。もちろん無料。

検索すると簡単に見つかるハズですが、見つからない方は下記の検索リンクを参照ください。
検索用リンク - その1
検索用リンク - その2

おそらく、Microsoftの(公式な)サポートページは検索順位上位に表示されると思います。
そのサイト内にあるDevCon パッケージ をダウンロードします。

ファイル名は「devcon.exe」となっていて、日付は10年以上前の2003年1月頃。
対応OSはWindows 2000、Windows XP、および Windows Server 2003となっています。
言い換えれば、Windows 7 / Vista や 64ビット版のOSでの動作は不明・・・



入手した「devcon.exe」というファイルを実行します。
PCの状態によっては、末尾の4文字「.exe」が表示されない場合もあります。



解凍先を問われますので適当に設定して,ダイアログ右上の「Unzip」ボタンをクリックします。

ちなみに、筆者はCドライブに「device」というフォルダを作り、さらにその中に「USB」というフォルダを作り解凍しました。



解凍作業が完了すると「i386」および「ia64」というフォルダ、さらにEULA(ソフトウェア利用許諾契約)が作成されます。

この中の「i386」というフォルダに入っている「devcon.exe」を実行します。

使い方はコマンド プロンプトから
devcon.exe オプション ”~~”

となります。

デバイスを無効にするには「devcon.exe disable ”~~”」、デバイスを有効に戻すには「devcon.exe enable ”~~”」とキーボードから打ちます。「.exe」の4文字は省略可能です。



コマンドラインを入力して操作する方法に馴染んでいるヒトにとっては苦にならないかもしれません。
しかし、検索サイトからお越しになっている方々には辛い作業かもしれません。



そこで、自動実行 ( コマンド入力作業を簡略化 ) させるためのバッチファイルを作ります。

まず、メモ帳を起動。
以下の内容で保存します。

echo USB接続のマウスを再認識
cd C:\device\USB\devcon\i386
devcon disable "USB\Vid_045e&Pid_0084&Rev_0000"
devcon enable "USB\Vid_045e&Pid_0084&Rev_0000"

pause




ファイルの保存は、マウスが有効な状態と仮定すれば、メニューからファイル(F) -> 名前をつけて保存(A)、
キーボードから操作する場合は、 [Alt] ボタンを押しながら[F]を押し、[S]を押します。
[Ctrl] ボタンを押しながら[S]を押すほうが速いかも・・・



Windows において、コマンドライン用のバッチファイルは、ファイルの拡張子 ( ファイルの種類 ) が「cmd」もしくは「bat」とするのが一般的です。



ファイル保存ダイアログにおいて、「ファイルの種類(T)」は「すべてのファイル」に変更します。
そして、「ファイル名の(N)」の欄に適切な名前を入力して保存します。・・・この段階で、メモ帳を終了しない(閉じない)ことが望ましい・・・

ちなみに、筆者は「MOUSE_MS.bat」という名前で保存しました。「後日、このファイルはMS社のマウス向けバッチファイルであるということが、判り易いように」との想いからです。
実際は、マウスのメーカーやモデルが異なるごとに別々のバッチファイルを用意する必要があります。

バッチファイルの内容が怪しいと思う方や判り難いと思われる方のために少々補足。
まず、2行目
cd C:¥device¥USB¥devcon¥i386
に関してですが、「devcon.exe」の在り処をPCに伝えています。
古くからPCを使っている方にはお馴染みの、「パスを通す」です。
バッチファイルが「devcon.exe」と同じフォルダ (パス)に在る場合は省略可能です。

次の3、4行目
devcon disable ”~~”
devcon enable ”~~”

は既に述べた通り、デバイスマネージャのプロパティから無効、有効を切り替えるのと同様の作用のコマンドを実行します。

この例は、あくまでも筆者の利用環境でのバッチファイルです。
実際には、ダブルクォーテーションで囲われた中の文字列現在使っているマウス固有のIDに置き換える(修正する)必要があります。

「現在使っているマウスのハードウエアID」を確認するには、デバイスマネージャから、HID準拠マウスのプロパティを開きます。

HID準拠マウスをダブルクリック、もしくは、右クリックしてメニューの中から「プロパティ (R)」を選択します。



ダイアログ画面の「詳細」タブをクリックします。--- (1)

Windows XPであれば、通常、(2)「デバイス インスタンス ID」が表示されています。
ドロップダウンリストから「ハードウェア ID」を選択します。 --- (2)

この例では
HID¥Vid_045e&Pid_0084&Rev_0000
となっている部分がUSB接続マウスのID。 --- (3)

よく見ればお判りの通り、冒頭の「HID」3文字を「USB」に変えて入力しますので要注意。

マウス操作が可能であれば、図中(3)HID~~の周辺をクリック、マウス操作が不可能であればキーボードの[Tab]ボタンを何回か押してフォーカスを合わせます。
ここで、キーボードの[Ctrl]ボタンを押しながら[c]を押します。

もし、さきほどバッチファイルを保存した際にメモ帳を終了させてしまった場合は、もう一度メモ帳を起動し、バッチファイルを開きます。

メモ帳で、ダブルクォーテーションの直後にキャレット (カーソル)を合わせ、ダブルクォーテーションで囲まれた文字列を消去。
マウスのIDを貼り付けるには、キーボードの [Ctrl]ボタンを押しながら [V] を押します。
貼り付けた文字列の先頭3文字「HID」を「USB」に変更して上書き保存します。
保存の際は、[Ctrl]ボタンを押しながら [S] を押すのも良いでしょう。

※ 貼り付けが出来なかった場合は、
HID¥Vid_○○&Pid_△△
という文字列を
USB¥Vid_○○&Pid_△△
に変更して、キーボードから入力すればOK。

※ 記事では都合上、全角アルファベットを用いています。実際に入力する際は、半角で入力してください。

最後に、バッチファイルを簡単に呼び出せるようにします。
一部では、「この類のバッチファイルをスタートアップに入れておけば良い」との説もあるようですが、筆者の考えは異なります。
たしかに、起動時に毎回マウスを認識できない状態ならば、バッチファイルをスタートアップに入れておくのも有効でしょう。しかし、サスペンドやスリープ( お昼寝状態 )からの復帰時にバッチファイルが実行されないケースもあります。
そこで、ショートカットを作成しておき、マウスが認識されなかった時だけバッチファイルを実行する方針で試みました。

そもそも、起動時に毎回マウスを認識しないようであれば、マウスもしくはPC側のUSBコントローラ等が物理的に壊れている可能性もあります・・・

※ マウスが利用可能な状態であると仮定して話を進めています。

まず、その前に
「ショートカットの作成の方法が判らない」
と言われてしまうと先に進みません。
さきほど作成したバッチファイルを右ドラッグしてみましょう。
同じドライブ内にショートカットを作成する方法は他にもありますが、右ドラッグが楽です。



「右ドラッグって何!?」
という声も聞こえてきそうです。マウスの右ボタンを押したまま少しグリグリと動かして、ボタンを離します。・・・とここまで記すのもどうかとは思いますが、「PCを使って10年以上~~」と主張なされているたヒトが、基本を飲み込めていない例もありましたので念のため・・・

話をショートカットの件に戻します。
この時に表示されるメニューの中に「ショートカットの~~」という項目があります。
この要領でショートカットアイコンを作成することができます。

ここで作られる
「ショートカットアイコンは実態ではなく、影武者」
というか呼び出し係、連絡係のようなものです。

キーボード操作で、「USB接続マウスを再認識させるバッチファイル」へのショートカットアイコンをから呼び出せるように工夫してみます。

以下、スタートメニューと記すのは、( Windows XPにおいては画面左下 ) スタートボタンをクリックした際に開くコンテクスト ( メニュー )を指しています。

スタートメニューにショートカットアイコンが表示されるようにします。
ここでは、バッチファイルのアイコンをスタートボタンの上へドラッグします。



右ドラッグではなく、普通のドラッグでOKです。



スタートボタンにショートカットアイコンが表示されれば成功。



筆者はショートカットのタイトルを「マウス(USB)を再起動」、アイコンをマウスに変更しました。

初めはショートカットのタイトル「USBマウスを~~」としていました。
冒頭にアルファベットの「U」が付いていてしまうと、終了オプションの「U」と重なるため変更しました。
同様の理由から「HID」の「H」も避けたほうが無難です・・・

この状態までたどり着けば、いちいちUSBケーブルの抜き差しを行わなくてもOK。
USB接続のマウスが認識されない場合の対処が楽になりそうです。

キーボードの [Windows ロゴ] ボタンを押して、スタートメニューを呼び出します。
[↓](方向キー、下向き矢印)を2回、そして[Enter]キーを押せばOK。
計4回のボタン押下でUSB接続のマウスを再認識させることができます。

この例では、[↓]ボタンを押す回数は2回で済みます。
実際には、ほかのショートカットアイコンが加えられている場合があります。
[↓]ボタンを押すべき回数は各自の環境に依ります・・・

ところで、
「[Windows ロゴ]ボタンってどれですか!?!」
との声も聞こえてきそうなので参考までに記しておきます。
ここで記した、[Windows ロゴ] ボタンとはキーボード左側、[Ctrl]ボタンと[Alt]ボタンの間に付いている窓や旗のマークが付いているボタンを指しています。
機種によっては[Windows ロゴ] ボタンが無い場合や、判らない場合は [Ctrl]ボタン を押しながら [Esc]ボタン を押してみましょう。[Windows ロゴ] ボタンを押したのと同様にスタートメニューを開くハズです。

さらに補足です。筆者の環境ではキーボードは USB接続ではありません。PS/2ポート (丸口、紫色もしくは青紫)接続です。USB接続のキーボードにおいては、万が一の際、キーボード操作すらできないことでしょう。その場合は、USBケーブルの抜き差しが手っ取り早いのです・・・

2012年11月頃から3部に分けて練ってあった原稿を1回分にまとめたため、今回は長くなりました。
USB 延長ケーブルを用いて抜き差しするのが単純明快な方法である旨、ご納得いただけたでしょうか!?!?

64ビット版 OS での例はまた後日・・・

本日も最後までご覧いただきありがとうございます。

「つまらなかった」「判り辛った」という方もご遠慮なくコメント欄へどうぞ

テーマ : Windows
ジャンル : コンピュータ

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